つい最近まで、介護事業と不動産売買仲介業を分けて営んでいました。理由としては、二つの事業の接点を見出せていなかったからです。私の父親が１５年程前から介護支援が必要な状態に至り、支援を受けていました。

介護をするその家族にも様々な苦難が伴います。そんな経験から「自分にも何か出来ないか？」と思い、まずは専門的な知識やスキルが必要だと考え、資格を取得し、デイサービスを開設、現在まで運営してまいりました。

シニアライフは介護保険だけでは到底賄えません。介護保険の適応範囲なども知っている方は少ないと思います。元気に暮らせているうちは「知る」必要性を感じないからです。
ご自身の高齢化に伴い住み慣れたご自宅でさえ住み続ける事が困難になっている方も多くいらっしゃいます。バリアフリーのマンションに住替えを検討される方もいらっしゃいます。介護が必要になりご自宅を売却され、お子様と同居される方もいらっしゃいます。そういった事例を知るたびに、介護と不動産には強い結び付きがあることに気が付いたのです。住まい、日常生活、相続などの様々な困り事を一緒に解決できる窓口として「シニアライフ相談サロン めーぷる」を立ち上げる！　そして介護と不動産の架け橋となって、地域に貢献したい。そう強く願っています。