大手食品卸売・流通会社の事業所責任者や大手パワービルダーにて用地開発事業を経験後、ビルダーの役員として木造建築全般及び不動産事業の経営管理、新規事業の立ち上げに従事。
以上の経験からインフラ・ものづくりの社会的重要性を実感し、それを支える中小企業や個人事業主の支援を志向。また、自身でも不動産等個人資産の構築支援および建築・不動産に関する事業会社を経営する。
シニアライフカウンセラー上級、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、建築仕上診断技術者の資格を保有。

本格的な人口減少・超高齢社会が到来するなか、国内の高齢者割合は４人に１人を超えています。２０２５年までに団塊の世代が後期高齢者に達することにより、介護・医療等の社会保障費の急増が懸念されています。また、独居（ひとり暮らし）高齢者の数は年々増え続けており、２０００年では約３０３万人でしたが、２０２５年には７００万人を超えると予想されています。
独居高齢者をはじめ、ご家族が遠方にいる方などが何かのサービスを受けたい場合に「どこの業者、窓口に相談したら良いかわからない」、「特殊詐欺の被害に合わないか心配で前に進めない」など不安の声を多く聴くことがありました。
高齢者の多くは健康や病気、介護、自然災害のことで不安を抱えていますが、行政など高齢者の相談をサポートする公的窓口も人材不足等により、マンパワーが足りず不本意ですが全てのシニアの困りごとに寄り添うことは難しくなっています。このような時代では、民間企業が協業し経済活動をしている地域の高齢者たちを支える社会インフラを整備する必要があります。

私たちは、持続可能なまちづくりの実現に向けて、これらの課題を解決するために文京区と練馬区にシニアライフ相談窓口を開設いたしました。各専門家のスペシャリストと連携し、地域に暮らす高齢者とそのご家族が生涯安心して暮らせるサポート活動を行い、多様な人々が安心して暮らし、活動できる「まちづくり」と「場づくり」に取り組みます。