1974年京都生まれ。東京・浅草在住。大学卒業後、大手呉服店に就職し、30歳で住宅業界へ転職。以後20年間にわたり、賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介に従事し、不動産業の幅広い経験を積む。
2021年に独立し、事業承継により縁結び株式会社を開業。「離婚とおうちの相談窓口」を設立し、離婚時の住まい問題に寄り添うほか、不動産オーナーが抱える相続・承継問題にも特化した事業を展開。
「不動産業として地域社会に貢献する」という理念のもと、安心できる住環境の提供に努める。

保有資格：宅地建物取引士・相続診断士・賃貸不動産経営管理士・シニアライフカウンセラー

6年前、私は自身の無力さを痛感する出来事に直面しました。義理の母が認知症を患い、合併症で65歳という若さで亡くなったのです。しかし、当時の私は何の知識も持たず、妻の苦悩に寄り添うこともできませんでした。

さらに、相続の遺産分割協議において、妻と義姉の間で争続が起こりましたが、私はそれを解決する力も持ち合わせていませんでした。その結果、義姉家族との関係が断たれ、妻は大きな傷を抱えることとなりました。その苦しむ姿を見ながら、私は自分のふがいなさを痛感しました。

この経験を通じて、生まれたのは「家族の終活問題を支え、円満相続を実現するサポートをしたい」という強い想いです。それからは弁護士・司法書士・税理士の方々との連携を強め、相続専門家として２００件を超す相談者と向き合ってまいりました。そして、このたび想いを形にするために「めーぷる浅草店」を開業しました。

これまで不動産業を営む中で、高齢化に伴う住宅問題にも直面し、住まいの安心を提供することの重要性を実感しています。私たちは、相続や住まいに関する悩みを抱える方々が、少しでも安心して新たな一歩を踏み出せるよう、全力でサポートいたします。どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。